2024年10月11日
毎日のメイクをする時、歯を磨く時、スキンケアをする時、鏡を見ると思います。
ダイエットや美容に興味のある方なら、顔のむくみや、フェイスラインを気にします。
小顔マッサージを実践する人もいるけど、本当に効果があるの?そんな疑問にお答えします!!
目次
正しいマッサージをすることで、努力すれば小顔につながる体質に改善する事も可能です。「逆効果」と言われることもありますが、過度に圧を加えすぎたり力を入れすぎることで、皮膚のたるみにつながる事があります。
顔はもちろん、頭、首、肩、デコルテなど上半身の筋肉やリンパにアプローチすることで小顔効果が期待できます。顔といっても、顎からフェイスライン、頬、眉毛、生え際など様々なパーツがあります。肩こりに関連する首、肩も硬くなりやすい筋肉ですので、こちらのマッサージも重要です。リンパに関与するデコルテなど、上半身の血流も意識したマッサージで小顔を目指しましょう。
小顔マッサージをする際のタイミングや注意点をご紹介します。以下の点に気を付けながら、習慣的に行うことで効果が表れます。
マッサージを効果的に行うためには、入浴後などがお勧めです。手や体が温かいタイミングで行うとリンパマッサージの効果もより高まります。手が冷えてしまっている時は、先に手を温めて行うのも効果的です。
顔だけでなく、筋肉が繋がっているので首や肩、頭のマッサージも組み合わせることで、より効果を実感して頂けます。関連する周囲の血流や老廃物の滞りがむくみの原因となります。マッサージで解消しましょう。
マッサージオイルやクリームを使わずにマッサージすると摩擦で皮膚を痛めてしまいます。すべりを良くし、スムーズに行いましょう。リンパマッサージのように、持続して皮膚表面を圧迫しながら滑らせる場合、特に必要になります。
小顔マッサージを行う際、長時間やり続けないように気を付けましょう。早く効果を出したいからと力を入れすぎたり、長時間やると皮膚や筋肉に負担をかけます。適切な強さで、コツコツと継続しましょう。
マッサージは血流を良くしますので、風邪の時などは体調を悪化させる可能性があります。また、飲酒時も血流が良くなりすぎる危険性があり、お勧めしません。
小顔マッサージの手順を、リンパの流れに合わせながら順番に紹介していきます。
口元のたるみも、顎の緩みに繋がります。口輪筋という唇の周囲にある筋肉から顎にかけてほぐし、カギ爪にした指で顎のラインをなぞります。
食事の際に噛む力を使う事で発達して硬くなってしまった咬筋を、握った第二関節でほぐします。フェイスラインに沿いながら、刺激を与えます。
口の力を抜き、少し顎を緩めた時に頬骨の下のあたりに拳を置きます。グーのまま外回しで繰り返します。カギ爪をつくり、頬骨に沿わせて耳たぶの下へ向けてリンパを流します。
頬骨とエラを掌で挟んで押し上げます。微力ですが、骨を矯正する気持ちで引き締めたい箇所を押し、引き上げます。これを繰り返して、耳下から首にかけてリンパを流します。
鎖骨にはリンパ節が集まっています。首から丁寧におろした後は、やさしく鎖骨へと導きましょう。鎖骨から静脈そして腎臓へと繋がる重要なポイントです。丁寧にさすり、リンパを流しましょう。
鎖骨に続いて、上半身の大きなリンパ節の脇をほぐします。普段は守られている柔らかい箇所なので優しく扱いましょう。周辺からもみほぐし、徐々に指の腹をつかって腋窩を押していきます。
顔や首の血流に影響する首・肩周りもほぐしていきます。むくみ改善、肩こり改善にも効果が期待できます。普段は硬く凝り固まり、血液やリンパの巡りが悪い箇所です。広く大きい筋肉ですので、しっかりほぐしましょう。
顔と頭は繋がっています。見えない頭頂や頭皮もほぐしてあげる事で、血流が良くなり、顔全体のリンパの巡りも変わっていきます。イメージはシャンプーをする感覚で頭頂をマッサージし、被った帽子をなでるように、側頭部、後頭部も刺激します。
小顔マッサージ以外に小顔になれる方法をご紹介します。ピンポイントなものになりますが、補助的に効果が期待できます。
前述の頭頂のマッサージともリンクしますが、顔に最も近い部位で、日々ストレスを受けて硬くなりやすい箇所です。頭の皮膚や筋肉だけを動かすことがないので、ヘッドマッサージは効果的です。老廃物も流れ、血流が良くなります。物理的反応以外にも、リラックス効果による血流改善も期待できます。
セルフであってもマッサージは受動的なものですが、小顔体操は表情筋と呼ばれる顔周辺の筋肉を動かし血流を高めたり、引き締めの要素を持つ筋運動を行います。ただ緩めるだけでは顎も下がってしまいますので、しっかりリフトアップする為にも小顔体操は有効です。
関連リンク:「うんぱに体操で、小顔になろう!」
小顔の為のマッサージで顔や頭の血流は高まりますが、全身から見ればほんの一部です。代謝を高め、リンパや血流を促進させるには、大きい筋肉のポンプ作用でしっかり老廃物を流す事も大切です。大胸筋、広背筋、僧帽筋、三角筋、上腕三頭筋など、それぞれ肩関節(腋窩)や、首、鎖骨、に関連する筋肉も多く、大きい筋肉であればポンプ作用も期待できます。上半身の血流が良くなる事で、むくみ改善や、代謝アップによる顔周辺の脂肪燃焼にも貢献します。
全身の老廃物を流すことで、滞りを解消し、代謝アップにつながります。血流も改善され、むくみ改善や脂肪燃焼にもつながります。全身の代謝を高めることで、顔周辺の組織の脂肪燃焼にも有効です。
関連リンク:「リンパマッサージのやり方を図解で解説!5つの効果も紹介」
リンパマッサージとは異なるアプローチとなりますが、「気」をベースとする考えで、臓器から指先まで巡る「経絡」や「経穴」へのアプローチが内臓や自律神経に影響を与え、美容や肌トラブル含め、様々な効果が期待でき、多くの方が取り組んでいます。
東洋医学の経絡やツボも、血流の改善や、代謝アップが期待できます。ツボ刺激により、筋肉や皮膚の血流が促進され老廃物が排出され、むくみの改善や、フェイスラインのリフトアップ、たるみの改善などの効果にも繋がります。
前述の様なマッサージも効果はありますが、日常生活でできることについてご紹介していきます。
口元を大きく動かして喋ったり、口角を上げた状態をキープしたり、口を開けたままぼーっとしないようにしたり、表情筋を意識するだけでも様々なアクションが必要です。表情筋を鍛えることで、顎やフェイスラインのリフトアップ、引き締めにも繋がります。常に使うか、意識せず脱力しているかで使用される筋肉量が変わります。
むくみの原因になる塩分やアルコール等は、小顔を目指すときは気を付けなければなりません。清涼飲料水やお酒を好んで飲む方は気を付けましょう。「食物繊維」や「カリウム」を意識した食事をする事で、むくみ予防や改善の効果も期待できます。
外食や加工食品にも多くの塩分、糖分が使われている事が多いので気を付けましょう。
実は顔太りと姿勢には関連性があります。猫背や下向き姿勢が多いだけでも、フェイスラインの筋肉量に影響します。前かがみの姿勢も腹筋が弱まり、腸間膜に脂肪が沈着することにより、腸の動きが鈍くなり、代謝が下がります。水道のホースと同じく、水の流れは姿勢に影響します。綺麗な姿勢を保ち、水の巡りを良くしましょう。
現代の食事は柔らかいものが増え、噛む回数は減り続けています。適度にアゴを動かして二重アゴを防ぎましょう。咬筋が鍛えられることで、フェイスラインをすっきりさせる事ができます。咀嚼に時間がかかると、満腹中枢が刺激され、ダイエットにもつながります。
基本となる小顔マッサージや、リンパケアなど毎日のセルフケアも大切にしましょう。日常生活の中で疲れた表情筋をほぐしたり、首、肩周りをほぐしたり、血流を高めるために湯舟にゆっくり浸かる事も大切です。ポイントは血流改善とほぐしです。
更に美を目指すためには、美容化粧品を併用するのも有効です。
小顔になる為には、上記生活習慣に加え、適度な運動も有効です。ホットヨガなら、血流アップ、リンパの巡り改善、姿勢改善、代謝アップ、むくみ改善など多くのメリットが期待できます。内側から綺麗になり、汗をかく爽快感でストレスも発散、初心者の肩でも安心のビギナークラスも多く揃っているカルドのホットヨガがお勧めです。
正しい用途で、適度に使用すれば効果は期待できるはずです。気を付けたいのは使いすぎによる肌への過度な刺激や負担が、肌荒れ等に繋がるので使用頻度に気を付けましょう。
肌に圧をかけすぎるマッサージはお勧めしません。皮膚には毛細血管も走っています。摩擦や圧力による刺激で負担をかけるとシミ、シワの原因になります。適切にクリームやマッサージオイルを使用することも有効です。
強いマッサージは筋肉と皮膚の間の結合を緩ませてしまう恐れがあります。強ければ効果が出る訳ではありません。間違った方法で、皮膚を痛めないようにしましょう。滑りを良くし、負担を減らすためにもクリーム等を使用しましょう。
正しい方法であれば、小顔マッサージや小顔体操で骨に負担がかかることはありません。例えばアゴやフェイスラインの引上げマッサージの際に強く押しすぎたり、過度に骨に圧力をかける様な方法は負担をかける可能性があります。
骨格が原因の場合、大きく骨格を変えることは難しいです。ただ、エラが貼っている原因が「咬筋」の場合は、その張りを解消する事でサイズダウンに貢献する事は期待できます。食いしばりや、歯ぎしりを治したり、専門家にほぐしてもらう等があります。
阻害要因となるむくみ、顔の筋肉のこわばり、姿勢、代謝の悪い身体、運動不足など、それぞれを解消する行動を日常生活に取り入れる事で、小顔をキープできるはずです。即効性のある瞬時に変わる施術などは持続しない可能性がありますが、コツコツ時間をかけて、変化させた小顔は生活に定着して維持しやすいです。継続が大切です。
むくみの原因は水分代謝です。カリウムの摂取や、リンパの流れを良くする事でむくみは解消されます。運動や外的環境(お風呂やサウナ)などで汗をしっかりかくことで、顔を含む全身のむくみを解消する事も可能です。塩分の摂り過ぎや、飲酒、寝不足もむくみ原因になるので気を付けましょう。
脂肪細胞も身体の一部なので、取り除くことも(構成要素が違うので)筋肉に変えることもできません。エネルギーの消費によって、脂肪細胞のサイズを小さくする事は可能です。脂肪細胞のサイズを小さくするには、摂取カロリーより、消費カロリーを増やすことで燃焼します。顔の消費エネルギーを使うためには、表情筋も意識して動かしましょう。
筋肉が張って、凝り固まるとシルエットが大きくなります。筋肉をほぐすことで張りが取れ、小顔効果につながります。顔の筋肉に限らず、首や肩など、血流が滞る箇所をほぐすことで血液やリンパの巡りが良くなり、むくみ改善にもつながります。
プロと比べマッサージの精度は下がりますが、逆効果になるほどの影響はないかと思います。ただ、過度に圧をかけたり、刺激が強い場合、たるみやシミ、シワにつながる可能性はあります。正しい知識で、適切に行いましょう。
小顔になる為には、顔の張りをほぐし、リンパを流し、むくみを解消し、顔周辺の血流を高めるために首や肩の筋肉をほぐし代謝を高めます。また、むくまない為に、塩分やアルコール類を控え、適度な発汗や運動が大切です。持続した小顔をキープするためには、コツコツと小顔マッサージを習慣化する事が大切です。スポーツジムや、ホットヨガなどで汗を流し、脂肪燃焼や体質改善も実践していきましょう。
指導歴19年のINSPA社員。
INSPAのヨガ養成部門「アカデミア」の講師として、身体の基礎知識や解剖学など一から研修し、未来の輝くヨガインストラクター・トレーナーの育成を手がける。
‣保有資格
NSCA-CPT
健康運動実践指導者
健康管理士一般指導員
日本ダイエットアカデミー協会ゴールドダイエットマスター
JAFA-ADI
JCCAベーシックインストラクター
加圧VRCボディメイキングインストラクター
ラディカルフィットネス:ファイドウ オフィシャルトレーナー
ラディカルフィットネス:ラディカルパワー オフィシャルトレーナー
‣指導実績
フィットネスクラブ、ホットヨガスタジオでの指導
累計スタジオレッスン本数3,500本
お申し込みの前に体験レッスン〜入会の流れをご覧ください。
※初回利用者限定です。
スケジュールをご覧いただき、体験したいプログラムと日時を決めましょう。
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フロントにて体験レッスンの旨をお伝えいただければスタッフがご案内いたします。
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