2024年6月11日
最近話題のデトックス。興味はあるけれど、何となく不安…という人も多いのではないでしょうか。今回は、素敵なデトックスライフを送るためにデトックスにおいて大切なことや、デトックス方法をご紹介します。
目次
デトックスは、毎日身体の中に溜まっている有害毒物を排出することを言います。
私達の身体には、化学物質や有害ホルモンなどが入ってきて、更に体内でも老廃物が作られたりしています。身体は自然にその悪いものを排出しようとしますが、加齢や生活習慣の乱れによってその力は下がってしまいます。その下がった機能を高めたり、元に戻すために食事の工夫で合ったり、様々なデトックス効果が高まる要素を実施しようとしています。
身体に入った有害毒物は肝臓を中心に解毒され無毒化していきます。
その肝臓で解毒されたものは、胆汁を使って便の中に排出されたり、血液から尿として排泄されます。この様に日常生活上で身体の中は常にクリーンに保とうと働いてくれていますが、やはりこれで便秘になってしまったりすると、外に出せないという環境になってしまう事が分かります。
体内に溜まる毒素は、呼吸や食事によって体外から入ってくるものと、体内で発生するものがあります。どちらも完全に「防ぐ」というのは難しいものになるので、それらを認識し、意識して減らすや、排泄する。という事が重要になります。
体外の毒素は排気ガスなどの化学物質や、有害ミネラル。大型の魚に含まれる有機水銀。缶詰めや鍋のアルミニウムなどがあります。
腸内では腸内細菌の腐敗によるアンモニア、硫化水素、有害ガス、発がん物質などがあります。
その他にも、日々の代謝活動の最終に体内で発生する活性酸素も代謝毒素として出てきます。
毒素が体内に溜まるという事を受けたら、毎日気にしながら生活を送らなければならないイメージを持ってしまうかもしれませんが、通常は抗酸化機能や解毒機能が働けば、無毒化されていきます。
しかし、食事や生活習慣を改善していくと体内に溜まる毒素を少なくしていく事ができますので意識していくのは大切なのかもしれません。
先ずは、デトックスの要となる肝機能と腎機能がしっかりと働いていることが大切です。
毒素の主な排泄ルートである便や尿がしっかり出ていることが重要で、腸→肝臓→腸→排泄という腸肝循環をしっかりと整えられるようにしましょう。
アルコールは肝臓に最も負担をかける毒素の1つです。アルコールは毒性が高いため、優先的に肝臓で解毒されていきますが、日常的にアルコールを摂取していると負担が大きく、肝機能の低下をもたらします。
肝臓の他に、腎臓も毒素を取り除いてくれる大切な機能です。
代謝の過程で発生した毒素は腎臓から尿として排泄されていきます。
水分補給をしっかりと行い、利尿を促すこともデトックスにおいて大切なことです。
加齢に伴って動脈硬化が起こると、腎機能の低下をもたらします。
そうなってしまうと、尿毒症となり排泄しきれなかった毒素が体内に溜まってしまい、人工透析が必要になってしまいます。また、日常的に薬を摂取していると、肝臓、腎臓への負担も増えるので注意が必要です。
便通を改善する事は、デトックス効果の他にも身体に対して良い効果が期待できます。
それを幾つかみてみましょう。
便秘の解消から、便通が良くなることで、美肌効果や、ぽっこりお腹の改善にも繋がります。
運動と一緒に外部的要素で、身体の見た目部分にもアプローチをかけられます。
腸内環境を良くし、代謝の向上から、ダイエット効果も期待できるでしょう。
便通を良くするために、食物繊維の摂取がお勧めと聞くと思います。
食物繊維の摂取によって、過剰な脂質や糖質を抑えられ、血糖値の改善にも効果が期待できます。
毒素が排出される事によって、浮腫みの改善、疲労回復、冷え性改善に繋がります。
腸内環境を良くしていくための栄養素として食物繊維が出てきますが、その食材であったり、効果効能を追ってみましょう。
水溶性食物繊維は、その名の通り、水によって溶けるものになります。
効果としては、糖の消化吸収スピードを遅くし、急激な血糖上昇を抑えたり、不要なコレステロールやナトリウムの吸収を阻害したりしてくれる作用があります。
また、ゲル化するため便の水分量を高め、かさ増しをしてくれます。
主な食材としては、わかめ、もずく、めかぶ、なめこ、ごぼう、オクラ、納豆などがあります。
不溶性食物繊維は水には溶けず、大腸の粘膜を刺激して水分や粘液の分泌を促し、便のかさを増やしたり、便をやわらかくしたりする作用があります。ただし、過敏性腸症候群の方は、逆に症状が悪化する恐れがありますので注意が必要です。
主な食材としては、きのこ類、豆類、ほうれん草、かぼちゃ、さつま芋、こんにゃくなどがあります。
※食材の中には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が、両方含まれている食材も存在します。
ここまでで、デトックスに対して少しずつ分かってきたところがあると思います。
最後は、ご自身で行えるおすすめのデトックス方法をご紹介していきます。
全て行う必要はありませんので、行いやすいものを選んで続けられるようにしていきましょう。
水分摂取を多くしていきます。
既述の通りですが、尿の排泄というのは腎臓を介してデトックス効果を促してくれます。
利尿作用は、脱水症状を抜いて、水分がしっかりと入ってこなければ促す事が難しくなります。
1日あたり、1.5L前後の摂取を意識して、水分を摂っていきましょう。
また、寒い冬は白湯などに置き換えておこなうと身体も暖まり良い効果が期待できます。
腸に良い食事を意識して摂取していきましょう。細かい食材のチョイスも行えると良いかもしれませんが、気軽に行えるものとして、発酵食品を選ぶ。乳酸菌やヨーグルト類の摂取。献立を考える際や、おかずを選ぶ時に意識をし、始めやすいものから行っていくと良いと思います。
岩盤浴によって、汗を流し身体の表面に付着している汚れだけではなく、尿によって身体の中に溜まっている老廃物も排出することができます。身体の中の老廃物は、身体を温めることによって血液の流れが活性化し代謝の働きもよくなり、腎臓の働きが活性化され、より多くの老廃物を尿から体外に排出することができます。
運動を行うことでデトックス効果を高めるのも1つかと考えます。
運動全般に言えることですが、身体を動かすこと自体が、血流を良くし、代謝を高めてデトックス効果が高くなると言えます。しかし、その中でもホットヨガを通じて身体を動かすのは期待が高くなるといえます。ヨガは身体を捻る動きが出てくるため、内臓にアプローチが入って機能を高め、汗と同時にデトックス効果が高まってきます。
毒素や老廃物というのは、直ぐには目に見えないものなので気が付いた時は身体への影響が出始めてからかもしれません。最初から意識するのは難しいかもしれませんが、日頃の食事であったり、水分補給を考えると、ダイエット等に比べると継続しやすく、身体へのストレスが薄いものかと思います。これを気に少しずつ始めてみられてはいかがでしょうか。
指導歴18年のINSPA社員。
INSPAのヨガ養成部門「アカデミア」の講師として、身体の基礎知識や解剖学など一から研修し、未来の輝くヨガインストラクター・トレーナーの育成を手がける。
‣保有資格
JHCAフィジカルコンディショナー
ラディカルフィットネス:ファイドウ オフィシャルトレーナー
ラディカルフィットネス:ユーバウンド オフィシャルトレーナー
全日本剣道連盟 剣道四段 剣道指導者
‣指導実績
フィットネスクラブでの指導
累計スタジオレッスン本数3,500本
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